家族みんなが協力できる間取りってどんなもの?@OURHOMEリノベプロジェクト
長い間かかって、
ようやく年の瀬に決まった神戸のリノベ物件。
・プロローグ「OURHOMEがリノベプロジェクトをスタートしたきっかけ」
・第1回「ようやくリノベーション物件が決まりました!」
お正月があけたと同時に
今度は、リノベプロジェクトの根幹である
ざ〜〜っと、
わたしが頭の中で考えているものを手書きで書いていきます。
・働くママが、帰ってきて家事がラクできる
・家族みんながいつのまにか協力してくれる仕組み
・子どもが小さいときから大きくなっても部屋の使い方を自由に変えられる
・ただいま〜と帰りたくなるほっとする空間
ああでもない、
こうでももない、と
頭のなかがぐるぐるぐるぐる…
いったん、
プランナーさんに伝わるように、
A4一枚にシンプルにイメージをまとめてみました。
やはりこだわりたいのは
「洗濯動線」
私は、今までにいろいろなお客様の収納相談を
お受けしましたが、毎回、洗濯動線をすごく意識します。
いかに、ラクに、手早く、
1)洗う
2)干す
3)しまう
を一箇所ですることができるか。
そうなると、やはり洗面所がポイント!
写真はわが家の洗面所の収納棚。
うちのキッチンはとっても狭いのですが、
そのかわり洗面所にたっぷり収納があり、
双子たちが小さいときから今も、
この「洗面所の収納力」にとても助けられています。
今回のリノベプロジェクトでも、
「洗面所の収納力」ははずせない部分!
タオルや下着など、
日々の細かい洗濯ものは、洗濯乾燥機で洗って乾かして、
その場で収納することができると本当ラク!
今回の物件は、もともと洗面所は広くないところでしたが、
洗面台のサイズや、洗濯機の向きなどいろいろ考慮して、
しっかり収納スペースを確保することができました
では、
【乾燥機にかけられないシャツや服はどうするの?】問題…。
今回選んだ、南向きのリノベ物件。
こちらは解体前の写真です。
この光の向こう側に広がるのは…サンルーム!
この
光がたっぷり差し込む【サンルーム】
じつは構造上、変更できない部分なんです。
ベランダは少し狭くなってしまうのですが、
このサンルームがあることによって
●雨の日でも洗濯ものが干せる
●わざわざベランダにでなくてもいい(赤ちゃんがいても危なくない)
●花粉などを気にしなくていい
といいことづくめ!
こんなふうに、
構造上どうしてもかえられない部分は、物件によって色々あるのですが、
今回選んだ物件では、サンルーム以外はほとんどなく、
わりと自由に間取りを考えることができます。
とくに今回は
【家族が自然と手伝ってくれているような仕組み】をつくりたくて
洗面所ともうひとつこだわったのが、
キッチンのアイランドカウンター!
キッチンシンク自体は、
家全体の中央部分にもともとあり、ここからあまり動かすと
配管を設置するために床の高さをあげたりせねばならず、
できるなら元の位置からあまり動かさないほうがベターということ。
そこで、キッチンは元の位置のまま壁付けにし
アイランドカウンターをつくることにしました!
「今日の晩ごはんなに〜?」
「ハンバーグわたしもこねたい!」
「あ、ごはんはパパがよそおうか?」
家族の会話がはずみ、
【家族が自然と手伝ってくれているような仕組み】のための、アイランドカウンター。
コストをかけると、
アイランドカウンターをまるごと造作することもできるのですが
他にもこだわりたい部分がたくさんあり予算的には相当きびしい…^^;
ここは、わたしのアイデアと工夫の出番!
ということで、外側は壁構造にし、
カウンターの中は、
わたしが愛してやまない、
こちらはわが家のキッチン収納。
これをベースに、今回のリノベ物件のアイランドカウンターを考えていきました!
実際の仕上がりを楽しみにしていてくださいね^^
細かい間取りを、何度も修正しながら決めていき、
手書きが図面に落としこまれると、なかなかぐっとくるものが!感動!
さて、次回はいよいよ、ショールーム巡り!
キッチンやお風呂、ドアの持ち手まで、すべて決めていきます!(次回ブログは5月下旬UP)