「重たい荷物を運んでくださり、ありがとうございます。」ドライバーシールができるまで。
「ドライバーのみなさまいつも重たい荷物を運んでくださりありがとうございます。楽しみにお待ちくださるお客様へ、大切にお届けください。」
お客様へお届けする段ボールの荷物に貼ってお届けしたい!と思ってつくったシールがようやく形になりました。
オリジナルで「国産ひのきのオープンボックス」をつくってから約2年。今まで約3000台ものオープンボックスがお客さまの元へ飛び立っていきました。
そのうち何度か配送中に、
「オープンボックスの角がつぶれてしまった」
「外箱の傷がついていた」
ということがあったのです。中の梱包の使用を角当てをふやすなど、オープンボックスをつくってくださっている岡山県・西粟倉村の森の学校さんと何度も打ち合わせ、改善をしここまできました。
この形にすることで角がつぶれることはほとんどなくなったのです!
でも念には念をいれて、外箱に、配送してくださる業者の方へ向けてメッセージをお伝えできたらな、と。
以前、利用した通販のお店で「大切に扱ってくださいね」というシールを見かけ、OURHOMEらしく作れたらな〜と。でも、シールを一度につくる枚数の多さや価格面などでなかなかつくるところまで至っていなかったのが正直なところ…。
昨年新しくつくった「表紙がみえる、国産ひのきの絵本ラック」の発売にあわせて、やっぱりちゃんとつくろう!と思い立ちました。
そして、せっかくつくるなら「わくわく」するものを!
友人のイラストレーター(Mayu)に「トラックのイラストを描いて〜!」と頼みました。そうしたら、まずはラフ案でいくつかのパターンを提案してくれたんです。
・細い線か太い線か
・トラックに乗るのは動物かおじさんか
・おじさんの顔はイケメンがいいか?笑 など
こんな風に、相手の方向性を、勝手に最初から決めつけることなく上手に探ってくれて、明確にしていく作業。イラストだけではなくて、本づくりやものづくりも、いつもいつも一緒の作業です。日頃のコミュニケーションがものづくりにあらわれる瞬間!
いくつかの案の中から選んだものに、わたしからLINEでこんな風にお願い。
「全体的に緑にして〜!右下が寂しいからthank youって手描き文字を入れたいな〜」
さっと色を塗って文字入れをした時間はたった10秒くらい。すっごく雑な画像だけど、伝えたいことが伝わる。(はず?笑)
今の時代は、こうしたい!と頭で思ったことを、スマホさえあれば形にすることができて、自分の考えを伝えることができます。ずっと昔の時代は、どんな風にものづくりをしていたんだろう…と時々ふっと考えることがあります。
最後に、トラックに「OURHOME」とロゴを入れてもらって完成!
ドライバーのみなさんがこれをふと手にしたときに、ちょっと和んでくれたら嬉しいし、大事につくった品物を、大切にお客様の元へ届けていただきたいなの想いをこめて。