リビングの壁一面を…コンクリート剥き出しにするまで、のお話。
リフォーム工事も折り返し地点を過ぎ、後半戦になってきました!
ですが先週まで、決めなければいけないことをまったく決断できず、もやもやもやもや…。ありがたいことに夫はいろいろとプランを出してくれるのですが、本当にこれでいいのかな、こっちがいいのかな、あっちがいのかな…と悩むこと数日。いや数日どころではなくわりと長い間悩んでいたのです。
新築とちがって、リフォーム、リノベーションは、「解体してみてわかること」がたくさんあるんです。
今日は「リビングの壁」のお話。
以前の写真となりますが、オープンボックスの向こうに見えるのが、おとなりとの境目である、いわゆる「境界壁」というもの。
コンクリート素材であることはリフォーム前から知っていました。それが、解体工事がはじまってたまたま訪れた日、一部壁紙がはがれたところを見てびっくり!
すごくきれいな状態のコンクリートだったんです。
実は私たち夫婦、コンクリートの打ちっ放しにすごく憧れがあったんです。というのも…
なつかしい2015年の春、OURHOMEはじめてのオフィス
こちらは、OURHOMEがはじめて借りた1DKの小さなオフィス。手狭になって引っ越すことになったけれど、今思い出しても大好きだった場所。
ここも【コンクリ打ちっ放しの壁】でした。
コンクリートに憧れはずっとあったけれど、今の家では難しいんだろうな〜と漠然と思い、別の場所にコンクリート風の塗装を施す予定でいました。
それが目の前に突如として現れた、綺麗なコンクリート壁を見て
「このまま…全部壁紙を剥いでしまって、そのまま使う…?!」
担当の方にも相談して、たしかに…状態が結構きれいだしやってみましょう!となったんです。
ところが…、剥がしてみたら、パテの跡が結構ありました…。さらに、鉛筆のメモ…!
逆に味があってそのままでもいいのかも、と思ったりもしたんですが、他のインテリアも男前なかんじならアリかもしれないけれど、わが家はそうではないし…うーんうーん…。
消しゴムで消しても全く取れないパテ跡と鉛筆跡…。(逆にこの数字に意味を持たせようとか考えてしまった私。笑。)
ちなみに、ここの壁紙を剥がすということになって、すでに追加料金が発生しています。(荷物の移動費や壁紙を剥がす工賃…これが予想外に高かった…!)
もう後戻りはできない〜。業者さんもいろいろトライしていただいて、サンダーで削ったり、たわしなどいろいろ…!
それが「金たわし」を使ってみたら、きれいとれた〜〜〜!!
業者さんがすごくがんばってくださって、パテ跡も鉛筆の跡も綺麗に消えました。写真で質感を伝えるのは少し難しいけれど、とってもいいかんじに仕上がっています。
コンクリートそのままだと、少し粉っぽいものがでるので、この上に透明の塗装をするかちょっと迷っているのですが、ここは住み始めてから自分たちで、やるかどうか決めよう〜ということになっています!
before
after (スマホ撮影なので濃くうつっています)
after 2
壁の一件も、紆余曲折あったもののひと段落。
仕事では、毎日まいにち決断を迫られる瞬間がたくさんあって、決めることには慣れているはずなのに、自宅のリフォームとなるとまた違った視点と決断が必要で、本当にパワーを使いますね。
でも…折り返しを過ぎ、本当に完成が楽しみになってきました!