「道具を雑に扱うやつは…」宮古島で感じたこと。夏旅2019
夏旅2019。子どもと一緒の南の島旅行も、8年目となりました。今年は、初めての宮古島!
私たちが夏季休暇をいただく間に、スタッフががんばってOURHOMEを運営してくれています。
わたしの今年の仕事のテーマのひとつは「スタッフを信じて任せる」。
気になること、口を出したくなる気持ちをぐっとおさえて、信じた先には、今までよりもひとりひとりが自立して責任をもって仕事をしてくれる世界がみえてきました。(いや、まだまだわたしが未熟すぎることもたくさんですが…^^;)
これって、子育てと一緒!ですね。
夏旅。毎年、事前にホテルは予約するものの、そのほかは基本ノープラン。出発して飛行機でプランをざっくり決めるのがお決まりのパターンです。
でも今年は、子どもたちがもうすぐ10歳でどんどん力がついてきたので、夫が事前に2つのアクティビティを予約してくれていたんです。
そのツアー会社で、とても心が動き、これは…ブログで書きたい!と思った出来事がありました。
きちんと了解を得て記事にしようと、ツアー会社のボス(勝手に呼んでる笑)に許可をいただいて書かせていただくことに。
アイランドワークス代表の、藤井社長。ボスです。
カヤックとシュノーケリングツアーに集合したのは朝の8時。この日は、15組程度の家族が参加。
お天気もよく絶好のツアー日和!事前の説明もしっかりしてくれて安心で、スタッフの方もみなさんキビキビ動かれています。
でも、ボスの印象ははじめ、ちょっと怖かったんです。
「おい、ちゃんとしろよ。気をつけろよ!」
スタッフさんに少し厳しい指導をされています。
カヤックやシュノーケルはもちろん安心して楽しく過ごせました。
お昼ご飯は参加のみなさんで、イカスミやきそばをつくりました!ボスの指導のもと、うちの娘がソースをふりかける担当です。
わたしは、かやくごはんを40人分にわける担当に任命され、盛り付けました^^新鮮で楽しい!
なんでもしていただける至れりつくせりの極上のサービスより、「参加型」のほうがワクワクします!
このあたりから気づき始めるのですが
- お皿やコップなどの道具の収納がとても美しい!
- お昼ご飯をみんなでつくる仕組みも、無駄がなくとても気持ちがいい
- 洗い終えたあとのことまで考えた、片付け方法
なんです。
さらにさらによく見渡してみると、スタッフのみなさんが海の道具をとても丁寧に扱っています。
ツアー終了後は大量のカヤックを、ひとつひとつ水洗いして、すべて元の位置に戻すのだそう。大変重く、かなりの重労働とのこと。
私がいままでみたツアー会社では、明日も使うものならそのまま出していることも普通だったような気がします。
ずら〜〜っと綺麗に並べられたカヤックたち。
パドルも使い終えたらこんな風にきちっと種類別に分けて。
これを見た時、こんな風に道具をきちんとしているところは、危険な海のアクティビティも安心して任せられるなと感じ、とても安心しました。どうしてこんな風にしているのか、もっとボスの話を聞きたい!と思いました。
こんなに道具をきちんと収納されていて感動したのですが、どうしてこうしてらっしゃるんですか?と聞くと
「道具を雑に扱うやつは、人も雑に扱う。だから道具はとっても大事にしているんだよ。」
たしかに…。ボスはちょっと厳しいところはあるけれど、スタッフへの大きな愛、それから自然への愛を感じます。
ともすれば自然を扱うサービスは、みんなの海を仕事にしていると批判もあるところもあるのかもしれません。でも、私は今回ボスと話したり、自然を体験させていただくなかで、
私たちが観光で支払うお金で、この海やこの自然を、私たちの代わりに守ってくださっているんだ!と気づいたんです。
前週の台風で荒れた砂浜も、ゴミひとつ落ちていない綺麗な状態にしてくださっています。
安心して自然を楽しむことができるのもみなさんが守ってくださっているおかげなんだと感じました。
このツアー会社、アイランドワークスで感動したお話はもうひとつあり。
そちらはまた次回のブログ記事でお届けしたいと思います!
自宅のリフォームのことも、お仕事で進めているたくさんのプロジェクトもお伝えしたいことがたくさんですが、お付き合いくださるとうれしいです^^
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「社会で人を、育てる。」宮古島、夏旅2019。