やっぱり「待つ」って大事。母が実家の片づけをはじめました!
こんにちは。スタッフ佐藤です。
趣味の書道や、マンションの管理組合の仕事など、日々忙しくしている私の母。
疲れていても、帰省すればご飯を作ってくれたり、どうしても!というときには娘たちを預かってくれたりと、頼れる存在です。
でも、私は実家に帰ると
「もうちょっと物を減らして、使いやすく収納したらいいのに〜。」
なんて、お節介な口出しをしてしまい、母に気分の悪い思いをさせてしまうこともありました。
(逆に、夫のお母さんは片付けが好きで、整理の手伝いもスムーズに進みました。)
そこで、Emiの『親に寄り添う、実家のちょうどいい片づけ』が出版されてすぐに母にプレゼント。私が直接手伝うのではなく、本を読んでもらって何かきっかけが見つかったらいいな〜と期待したのです。
ですが、しばらくは片付けについての音沙汰はなく…。
数ヶ月たってから母に変化が。
そんな母から、昨年の暮れに1通のラインが届きました。
そこには、「ちょっと工夫が足りないことに気がつきました^^:」
と母からメッセージがあり、テプラを使って分別を始めたようなのです。(やった〜!)
お正月に実家に帰ったときに食器棚をみてみると、テプラでラベリングが!
(そこにはなくてもわかるよ〜、と心の中でツッコミみたくなりましたが。笑)
「ラベリングしてみてどう?」と母に聞くと、
「お母さん以外の人にもわかりやすくなったと思うし、自分でも曖昧だった収納がはっきりしたからやってよかったよ^^」
と、話してくれました。
食器棚以外にもリビングのチェストなど、実家はラベリングだらけになっていましたが、笑
なによりも、わかりやすくしたいという母の気持ちがうれしかったです。
今すぐできる小さなことから。
お正月みんなでの食事のあと、私は、食器を洗うついでに茶渋がついたコップをハイターにつけ、シンクをいつもより念入りに洗ってみました。
“短時間でできることから、両親の困っていることを解決していくことでその後へ繋がっていく”と、Emiが書籍でも綴っているのですが、大掛かりな片付け以外にも寄り添えることはたくさんありそうです^^
待ってみてよかった。本当の意味での寄り添い方。
スタッフ上垣内が義理のお母さんに寄り添った片付けエピソードはとっても参考になります!
私と同じく、「旦那さんの実家の片付けはスムーズに進んだけれど、自分の実家はまだまだ…」というのは、スタッフ上垣内。
なかなかものが手放せない自分の両親にモヤモヤすることもあったようなのですが、
でも、上垣内のお母さんが年始の抱負として
「今年は部屋を片付けたいと思っているよ!」
と話してくれたそうなんです。
上垣内は、
「Emiさんの本を読むまでは、義理の実家と同じように私がリードして片付けてあげよう!って思っていたけど、それが本当の意味での寄り添い方ではないんだなと気づかされ反省したんです。
今はお母さんが手伝いを必要としてくれたときには、すぐにいくからね!って話しています。一方的に片付けを押し付けずに、待っててよかった〜って思いました^^」
と話してくれました。
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私、佐藤は、本当はEmiの本を渡してからすぐに何か変化があったらいいな〜と期待してしまっていました。でも、母には母のタイミングややり方があって当然。少し時間はかかりましたが、“待つ”って大事なんだな〜と改めて気づかされました。
この話をEmiにすると、「なんだか、実家の片付けも子育てと通じるところがあるよね。待つことの大切さって誰にでも共通して言えることなのかもね〜^^」と。
すっきり片付いた実家も理想ですが、それよりも父と母が毎日たのしく暮らしてくれるのことが一番うれしい!と思えるようになった今日この頃です。