あえて「真っ白」を選んだわが家のキッチン。
OURHOME Emiです。築約18年のマンションをリフォームしてもうすぐ9ヶ月。
以前【つくりつけキッチンカウンターを設置しなかった理由】について記事にしたのですが、今日はキッチン本体について書こうと思います。
▶︎これまでのリフォームの記事はこちら#OURHOMEリフォーム日記
新築やリフォームの真っ最中の方は、きっとたくさんのショールームを見学に行かれることと思います。広く煌びやかなショールームでは
- タイルが貼ってありスタイリッシュなパネル
- 収納の仕切りがたっぷりとついた引き出し
- 使い勝手が良さそうな最新の水栓
など、目移りしてしまい、どこから何を選んだらよいかわからなくなってきます…。ぶれない軸があると思っていた私も実際は、ぐらんぐらんに揺れ動くこととなります…汗。
シンクのラインやゴテゴテしていなくてスッキリしている「キッチンハウス」というメーカーを選んだところまではとってもすんなりいっていたんです。
シンプルに、白とステンレスでOK!すぐに決まるよね。と思っていたのに、たくさんのキッチンを見学して私が思ってしまったのは…
「せっかくリフォームするのに、ただの真っ白を選んでいいの…??」
ということ…。
せっかくリフォームするのに
せっかく新しく選べるチャンスなのに
せっかくだったら…
と、新しくするならもっと「デザイン性」があるもののほうが、リフォームした!という気持ちが味わえるのではないかなどと思い始めてしまいました。
すてきなキッチンや家具たち…壁のタイルもひとつひとつ高級感が漂っていました。
が…ひと呼吸置いて考えてみると、もちろん予算はありますし、懲りすぎたデザインは永く愛せないのではないか。とは思っていました。
でも…せっかくやるなら…!(しつこい。笑)
そんなとき目にとまったのは、もともと私たちが選ぼうと思っていたキッチンに【木目のデザイン】が施されているもの。
「あ!これなら、真っ白ではなくてちょっと雰囲気も変わるし、でもベースはシンプルだし、結構いいんじゃない…?!?!これにしたい!」
ショールームに一緒に行っていた夫に相談します。すると…
「それだけは絶対やめとこう…!たとえば取っ手とかそういうところは任せるけど、木目のシートだけはやめとこう。これだけ床も家具も天然木にこだわってきてるのに、なんでそこだけシートなん?」
ううっ…もう、ぐうの音も出ません。笑。
たしかにそうなんです。落ち着いて考えるとわかることなのに、ショールームで目移りしてしまい、こんなにたくさんの種類が選べるところで「あえて真っ白を選ぶ」なんて、金額も一緒なのにもったいない!と思ってしまったんです。恥。
結局、夫に気づかせてもらい、当初思っていた本当に普通のシンプルな、タイルにも何も施さず「あえて真っ白」を選ぶことになりました。
紆余曲折したけれど、選んだこのキッチンは、シンクのラインがとても綺麗で、使うたびに気持ちがいい!白だから汚れは目立つけれど、以前よりも拭き掃除が楽しく思えます^^
もし遠回りしていなかったら「もっと他のものを見ていればよかったかな…」と後悔していたかもしれない。
でも、一旦深く考えてそれで選んだ決断だから、これでよかった〜と思えます。(長時間つきあってくれた夫には申し訳ないけれど…^^;)
リフォーム直前の様子。ほぼ同じ角度から撮影したもの。
ちなみにコンロは数年前に取り替えたばかりだったのでもったいなく、一度取り外して新しいキッチンで再利用することにしました。
食洗機のこと、吊り戸棚のことなどまだまだ書きたいことはたくさん。これから記事にしていこうと思っています。お付き合いくださるとうれしいです^^