生地選びからはじまる、OURHOMEウェア。
世の中が不安でいっぱいだったこの1ヶ月。
気持ちが沈みがちでしたが、その間にもたくさんの方がOURHOMEでお買い物をしてくださり、逆にパワーをいただきました。私たちも、みなさんにワクワクをお届けしたい気持ちはたっぷり^^
在宅勤務と子連れ出勤をしながら日々仕事をしている私、スタッフ佐藤。
オフィスに出勤したときには、Emiと新しいウェアのものづくりを進めています。
生地選びは納得いくまで…!
この日は、ウェアのものづくりを一緒にしてくださっている酒井さんと夏の企画や、もうすぐ発売となるルームワンピースの打ち合わせでした。
(酒井さんは、OURHOMEと工場さんの間に立って、企画段階から生産、品質まで責任をもって携わってくださっています)
写真のEmi、目をつむって何をしているところか…というと
・肌に当たって気持ちいいのは?
・デザインにあう厚みの生地は?
・洗濯してもよれなさそうなのは?
と、たくさんの生地をなんども何度もさわり比べて「これ〜!!」というものを選んでいるんです。
どの季節でも着られるちょ〜どいい厚みだったり、きれいめな雰囲気になれたり、ほんとうに絶妙なんです!なので私は、このEmiの生地選びを“ゴッドハンド”と呼んでいます。笑
イベント時にはご家族でかけつけてくださった酒井さん。
Emiの元会社の後輩です!
Emiの元会社の後輩です!
そして、OURHOMEが作りたいものを汲み取り、た〜〜〜くさんある生地の中から、候補を絞って提案くださる酒井さん!お仕事も早く、ご提案も的確で、いつもEmiと感謝しています◎
モノづくりの難しさを知っているからこそ
私自身、新卒で入社した会社で6年以上、ウェアの企画に携わっていました。
(OURHOMEで服を作るなんて夢にも思わずスタッフになったのですが…!笑)
学生時代、洋服はもちろん、自分が買う商品がどんな風に作られているのか、考えたこともなかった私。前職では1からモノづくりを学ばせてもらいました。
・同じ製品を生産するためには、最小限のロットが必要であること
・生地は気温や湿度などの影響で、全く同じ色に染めることが難しいこと
・どんな小さな工程にも、すべて“人”が関わっていること
OURHOMEのパーカー、最後はプレスをあててきれいに仕上げてくださっています。
Emiも、前職では家具や収納用品の企画に8年以上も携わっていました。
モノづくりの背景を知っているからこそ、「作りたい〜!」という思いだけではできないことを知っています。(これまでにも、お蔵入りとなったものもたくさんあります。)
「コストは合うけれど、この生地の肌触りだと届いたときにがっかりするかも…。」
「デザインも生地もいいけど、このお値段だと、高すぎて自分だって買いたいとは思えない。」
こんな風に、企画者としても、ひとりの主婦としても、コストの感覚がEmiはしっかりしてるな〜と側で見ていていつも感じます。だからこそ、Emiの“ゴッドハンド”を信頼している私です^^
洗濯機で洗ってみたらどうなる?
納得のいく丈感になるまで3回も修正を繰り返したサンプルたち〜
私が、OURHOMEでウェアを作る時にいちばん驚いたこと、それは作ったサンプルを自宅に持ち帰って洗濯してみること。
前職では、膨大な商品点数ということもありますが、専門機関でおこなわれた洗濯検査のデータのみを参考にしていました。
でもOURHOMEでは、Emiやスタッフがサンプルを家の洗濯機で洗ってみて
・乾いたあとシワはどのくらいつくか
・ヨレずに長く着られそうか
・生地の縮みはどのくらいか
を、必ずチェックしています。
こんな風に、暮らしに寄り添えるウェアを作るために、いつもギリギリの線で、迷いながら、でも妥協はせずにこだわり、
これこれ〜〜〜!やった〜〜〜!と、自信をもってお披露目できるものが出来上がったときは本当にうれしくって…!夜はぐっすり眠れます。笑(発売日までは、夢に出てくるほど…^^;)
普段にも、帰省や旅行、ママ友とのランチ、通勤、いろ〜んな暮らしの場面で
「なんだか私いい感じ〜!^^」と、気持ちまで明るくなっていただけるようなウェアを、これからも作っていきたいと思っています。
*
ただ、私たちの想像を上回るほど、毎回たくさんの方がお求めくださっていて、即完売となることも多く、お求めいただけなかった皆さまには申し訳なく思っています。
これからお届けの体制をEmiやスタッフみんなで考えて、安心してお買い物をしていただけるようにと、動き出しています。再販日が決まりましたら、オンラインショップの【再販のお知らせページ】でご案内いたします。もうしばらくお待ちいただけるとうれしいです^^