vol.2 迷った時は一度、立ち止まる。本当にやりたいことは?
OURHOME Emiです。昨日はまた悲しいニュースがありました。
とにかく、目の前にあることを、がんばるけどがんばりすぎずにやっていこうね。と、スタッフみんなと今朝話しました。こんなときは、あったかい飲み物を飲んで、心を落ち着かせよう。
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さて先週、OURHOMEの新しい取り組みについて、たくさんの嬉しい反響をいただきました。週末会った友達にも「今まさに同じ気持ちだった!自分時間ができてきたよね。」「どんなアイテム出すの?楽しみすぎる!」と^^お客様からもメールやコメントを頂戴し本当にうれしく思っています。
今日は、【vol1.「自分ひとりの時間」と最近感じていること、新ブランドができるまで】につづき、vol.2をお届けします。
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どんどん湧いてくるアイデアから、私が本当につくりたいものってなんだろう?お客さまに喜んでいただけるものは…と、ひとつひとつ書き出して、頭の中を整理していきます。
数年前に肌が荒れてしまったとき、肌に負担の少ないものを私なりにいろいろと調べて試してみました。
体調によって調子が良くなるときもあったり、どんなものを使っても腫れが改善しなかったり…。
OURHOMEが化粧品というジャンルを新しくつくらせてもらうなら、まずは「スキンケア」。基本の部分を自分らしく、自信を持って選びたい。そう思ってスタートしました。
ただ、化粧品という新しいジャンルのものづくり、しかも肌にふれるもの、不安がないわけではありませんでした。
いろんな人にも相談。もちろんスタッフ、その道のプロ、友人、両親、etc…。たくさんの意見を聞いて、揺れうごく私の気持ち。
「え!嬉しい!OURHOMEからぜひ出して欲しい!」という意見もあれば
「え〜大丈夫?リスクあるよ〜それは。」という意見も。
たくさんたくさん考えて、実はいちど立ち止まりもしました。迷うときは、進まない。がわたしの心情。
そんな私の迷いや少し不安な気持ちにも、すべて寄り添って一緒に考えてくださったのが、化粧品会社の担当者さん。「迷っているときは現場を見に行かせてもらおう!」ということで、工場見学に伺いました。
老舗の60年続く化粧品製造会社さんです。
初めて見学する化粧品の製造ライン。
見上げるほどの大きな釜でつくられていく中身、それが機械できちんと計られ次々と容器に詰められていく。さらに従業員さんの目視により、数ミリ単位で同じ容量に調整していく繊細な手作業。その後、効率よく1枚1枚丁寧に容器に貼られていくラベル。
機械の規則正しく正確な動作と、必ずあいだあいだに入る細かな手作業と目視による確認のバランスは、ただ単なる機械的な流れ作業ではなく、「人」がきちんと管理してくださっているんだと感じました。
商品の清潔さはもちろんですが、工場のすみずみ、食堂から廊下、容器や書類が収納されている棚まで、本当に気持ちよく、
そして何より、働かれている従業員のみなさまの真剣な眼差し、作業の途中に伺ったお仕事に対する想いや決して妥協しない品質へのプライド。
そんな様子を見学させていただき、それまで私の中にあった不安はすっと消えて、
「この会社さんと一緒に、OURHOMEオリジナルのスキンケア用品をつくっていきたい…!」そういう想いに変わりました。
「決める」「決断する」という仕事をしていると、ときにいろんな意見を聞いてみたくなることがあります。
それは純粋に、どう感じるかを聞いてみたいという気持ちももちろんありますが、多くは自分自身の不安解消のため。こういう仕事ではなくても、みなさん同じようにそんなときってあるのかもしれません。子どもの習い事を決めたり、仕事を辞めるかどうかを考えたり。
いつも迷わなさそうに見える、と言われることもありますが、本当はいつも、どうしよう、やるべきかやらないべきか、進むべきか立ち止まるべきかを考えています。
たくさんの意見を聞いて、時間を割いて教えてもらったり、貴重な意見をたくさんもらって、最後の最後は、「で、わたしはどうしたいの??」
自分の真ん中に聞いてみたら「やっぱりやる!やりたい!」という気持ちがありました。
次回は、いよいよ、新しいブランドの詳細とアイテムについて。
『vol.3 新しいブランド「&ourhome」はじまります。』
『vol.3 新しいブランド「&ourhome」はじまります。』