【中編】コロナ禍で向き合った、あたらしい場所プロジェクト
OURHOME Emiです。#OURHOMEあたらしい場所プロジェクト のこと。
2020年2月。あらたな拠点でどんなことをしよう?とワクワクして夢を膨らませていたときにやってきたのが…新型コロナでした。
一変した私たちの暮らし。そして働きかたも。
プロジェクトも、今このタイミングで進めるべきなのか、不安がよぎりました。
・あらたな拠点ができてもお客さまはいらしてくださるのかな…
・みんな他の企業は「場所」を手放すところが多くなってきている…
・私たち、本当にあたらしい場所が必要なの?
コロナ禍でみえてきた、本当に大事なこと
ちょうどその頃のOURHOMEは、
毎月スタジオで開催していたレッスンを「オンラインレッスン」として新しくスタートしたり、インスタライブ「喫茶OURHOME」を開催したり。お客さまに安心してお家にいながらでも楽しんでいただけることを考えて動きだしていた頃でした。
先の見えなかったあの頃。
オンラインという世界が広がったことで、出会えたお客さまがたくさんいらっしゃいます^^なんと1000人以上のみなさまにご参加いただき、体が不自由で出かけるのが難しい方にも、赤ちゃん連れの方にも、時には海外からも!
いろんなリスクを減らすこともでき、便利なのは確かです。
ただ…その中で私がたしかに感じたことは、やっぱり【リアルとオンラインが両方大事!】だということ。
オンラインにはないものがリアルの世界にあることも改めて感じました。それは五感。
その場の香り、レッスンの盛り上がりの空気感、つくえの手触り、目の前を走る阪急電車の音、お客様同士の何気ない会話、ここに来てよかったな〜と感じるリアルな何か。
オンラインの世界では感じられないものが、どれだけ大事だったかを痛感したんです。これからの時代、どちらかがいいというのではなく、両方必要だと。
今は、実店舗やオフィスを手放す企業もたくさんあるけれど、やっぱり私たちは西宮北口をベースに、「五感で感じてもらえるOURHOME」を絶対につくりたい!
オンラインレッスンやオンラインショップのお客さまに、コロナが収束したら、「OURHOMEにいきたい!神戸や西宮を旅行してみたいな!」と思ってもらいたい って^^!
星「おんらいんで
カフェもやってみたいし、宿泊できるところもあったらいいな…当初はいろんなアイデアがふくらんだプロジェクトでしたが、コロナ禍で逆に必要なこと、OURHOMEがやるべきことを見極めるきっかけになったんです。
辿り着いたのはシンプルに「お客さまがOURHOMEに求めてくださること、そして私たちが“一番”提供したいこと」を考えるということ。
気持ちのいい空間で、レッスンを受けていただく、そして、自信を持ってつくっているオリジナルの品物をゆったりとした場所でお買い物していただく。
シンプルに一番大事なことに目を向けよう。
コロナによって大変なことは色々あったけれど、逆にコロナによって、前向きに自分たちの真ん中の軸を考えることができました。
前回から更新のあいだに、天井や外壁も少しずつできていて、あっというまに進んで行きます!
【後編】はあらためて後日に。