オムライス屋さんの閉店を聞いて、思い出した大事な話。
OURHOME Emiです。「わたしらの思い出のオムライス屋さんが閉店することになった…」と前の会社の同期からLINE。
そのオムライス屋さんは、働いていた会社のそばにあった。
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さかのぼること18年前、就職活動中。
4次面接のグループディスカッションのときのこと。
私のグループには中国語を話せる秀才!という子がひとりいて、面接官から「1日もし25時間あったとしたら、うまれた1時間で何をしますか?」という質問に「英語をもっと勉強します!」と答えていた。(すごい!私、お風呂にゆっくり入るとか言っちゃったわ…)
私服面接だったけれどその子は、全身、その会社の洋服を着てきていた。(すごい!私自分の好きな服で来てしまった…)
面接終了後、「あ〜私落ちたな〜たぶんあの優秀な子が受かるわ…」と思っていたら、目が合ったのは同じグループにいた可愛い子。
同じように思っているのがわかって、どんな経緯か忘れたけど、先のオムライスやさんに。
「あ〜私ら絶対落ちたよね〜^^;」
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でも結果的に受かったのは、オムライス屋さんでお茶をした私たちのほうだった。
あの中国語を話せる子は残念だったけれど、きっとぴったりの会社に受かっているはず。
のちに面接官だった上司に聞いてみたら「うちの会社は、最初から完璧にできる子じゃなくて、たまごみたいな子を求めてるからね〜」
その同期とは仲良くなって今も夫同士がサッカー関係で連絡をとりあったりと、家族ぐるみの友達。
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私の中で、この【最初から完璧な姿じゃなくて、たまごみたいな子】っていうのは、自分が会社をつくってスタッフを採用する今、すごく影響を受けている。
明日からつかえる即戦力!より、たまごみたいな子。OURHOMEが大事にしているのは、まっさらな気持ちで伸びていく子。かな。
それは歳を重ねてもきっと大事なことなんじゃないかな〜
と、オムライス屋さん閉店の話を聞いて色々思い出す。
長くなったけれど、なんだか書いておこうと思った今朝です^^