「コロナ禍の“今”の子育て」みんなどう感じてる?
「子どもたちと半年ぶりに乗った電車で、ちょっと不安に感じることがあったんです。」と話していたのは、小1と年少のふたりの息子がいるスタッフ上村。
地域によっては外出が難しかったり、お友だちと遊ぶ機会が減ったり。これまでとは違う状況が1年以上続いているコロナ禍の今の子育てに、不安を感じていらっしゃる方もいらっしゃると思います。
今回は「コロナ禍の今の子育て」について、スタッフたちが困っていること、そして成長したと感じていることをお届けします。
電車のマナーを忘れちゃってる…!
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「コロナ禍でずっと電車に乗っていなかったんですけど、半年ぶりに子どもたちと電車に乗ったんです。そしたら、ものすごく興奮しちゃって!大きな声で話したり、小学生の長男まで靴のまま座席に上がろうとしたり。 すぐ注意しなきゃ!って思ったんですけど、「あれ?どうやって叱ったらいいんだっけ?」ってなっちゃって。しばらく電車に乗っていなかったから、私自身が公共の場での叱り方を忘れてしまってることに、はっとしました。前は自然に注意できていたのに…。 子どもたちが、この先ずっと電車やレストランでのマナーがわからないままだったらどうしよう…って心配になったんです。」 |
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「たしかに。周りの目がない環境になれちゃうと、今まで当たり前にできてたマナーを忘れちゃうのかも。
うちもここ1年は動物園とか遊園地とかにも全然連れていってあげられてないし。下の子は今3歳なんだけど、上の子に比べて経験させてあげられることが少ないな…っていうのはあるよね…。」 |
誰の目も気にしないから、自由になれた◎
「うちは、あんちゃん(上村)とは逆で、コロナ禍だったからこそ子どもが成長したと感じることがありました。 “○○ちゃん、今までお絵かきしてても髪の毛は黒じゃないとヘンだとか、空をピンクに塗るなんておかしいっていう感じで、周りの目をずっと気にしてたんですけど。おうちで誰の目も気にせずに伸び伸びと過ごしたからか、すごく自由に表現できるようになってますよ〜!” って。 それまで、ただお友だちと過ごせないのがかわいそう…としか考えてなかったので、その言葉をもらってびっくりしました。」 |
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「なるほど〜、悪いことばかりじゃないんやね。 |
自分で遊びを考える力が伸びた!
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「コロナ禍での前向きな変化ってうちにもあるかな…?って考えてみたら、自分で遊びを考える力が前よりずっと伸びた気がする! |
リビングの棚につくった、手作り射的◎
「わ、すご〜い^^ お祭りの射的ができてる!」
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「大人は、いろんなところに連れて行ってあげられなくて申し訳ないな…っていう気持ちになりがちだけど、意外と子どものほうがいまの環境に馴染んでるというか。だから今できる楽しいことを見つけるのは、上手になったな〜って思うよ^^」 |
「たしかにそうですね!私がまだ気がついていないだけで、うちの子たちにも前向きな変化もあるかもしれないですね。 じっとしていられない男子2人の子育ては、なかなか大変ですが^^; 悪いことにしか目がいってなかったので、ちょっと光が差した気がします◎」 |
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困ったことが目立ってしまうコロナ禍の子育てですが、話しているうちに子どもの成長していることも見えてきた気がします^^
これが正解!というもがない今だからこそ、抱えている悩みや暮らしの中での気づきを、みなさまにもお届けしていきたいなと思います。
(スタッフ上垣内)