家庭でも仕事でも【言いにくいことを伝える3つの工夫。】
OURHOME Emiです。ラジオでいただくご質問のほとんどが、なんとコミュニケーションにまつわるもの!(片づけのご質問がすごく少なくて意外でした!)
さて今日は、voicyでお届けした
【言いにくいことを伝えるための、3つの工夫】
会社の後輩や、お取引先や、家庭でも。
いろんな場面である、言いにくいことを伝える時にわたしが意識しているのは
❶明るく言う
❷短く言う
❸例えて言う
実は先日に続いて、ラジオ放送でお届けしたものをよみものでご覧いただけるようにしてみようとトライ中なんです。
一度聴いてくださった方も、文字にするとまた違った雰囲気でごらんいただけるかも?!(ちなみに自分でも文字化したものを見ると、見え方が違う。笑。)
では3つの工夫をひとつずつお伝えしていきますね!
1.明るく言う
まずひとつめは「明るく言う」こと。
嫌なことを言う時は自分の気持ちもちょっとトーンダウンしていたりするので、じとーっとした嫌な空気で相手に伝えてしまうとやっぱりうまくいかない事が多いんですよね…。
私も会社を経営していて、スタッフに注意することや言いにくいことを伝えなきゃいけない場面がありますが、そこで一番気をつけているのが「明るく言う」ことです。
ちょうど先日、先輩スタッフが新人スタッフに注意をしている場面を見かけることがありました。兵庫県・西宮北口の実店舗で器のPOPUPをしていてるんですが、そのストックの上にかけてある布がちょっとめくれていたんです。
そこはお客さまも目にするところなので綺麗に布をかけてほしいなと思っていたんですが、先輩スタッフは『なんかさ〜、スカートがピャ〜〜ってめくれてるみたいになってるよ〜!笑』と注意していて、私はそれを見てすごくいいな!と思ったんです。まさに「明るく伝える!」
綺麗にしなきゃダメだよ!のような言い方だと、言われた方はちょっと萎縮しちゃうこともあると思うんですが、こんなふうに明るく言ってもらったら「すぐ直しますね!」って返しやすいですよね。
「スカートがめくれているみたい」という表現は、私もマイノートにメモしておきました◎笑
2.できるだけその場で、短く言う
2つ目に意識しているのは「短く言う」こと。
ダラダラ長く話すと重たい空気が流れていくので、パパッと短くシンプルに伝えると意識しています。
例えば、先日のOURHOMEの採用面接のこと。
2次面接の時にOURHOME側として参加していたスタッフが、面接にきてくださった方に最後に『○○さんと一緒に働けるのが楽しみです』と言ってしまったんです!苦笑。
みんなの頭の中は「?!?!!?」でいっぱいに…。笑。
事前にみんなでこの方には来てほしいなぁと話していたからだと思うんですが、まだ結果がはっきり出ていない面接の場で、スタッフから最終結果を伝えるのは何のトラブルになるかわからないですよね。
なので、面接が終わった時にその場でスタッフに『さっきのことだけどね、もしも面接がダメだった時にお互いに辛いし、どんなトラブルになるかわからないから、次から気をつけようね!』と話をしました。
時間が経ってから『あの時のあれね…』と話しても、お互いにその時の空気を忘れていることも。
なので私は、できるだけ早めにその場で、そして短く言うと気をつけています。
3.例えて言う
3つ目は「例えて言う」です。
OURHOMEではよみものや企業さま向けのコラムを書く仕事もしています。長い文章を書くのが得意なスタッフがいるんですけれど、ついつい文章がかたくて真面目すぎる文章になってしまうことが続いていたんです。そこで、彼女にどんなふうに伝えたらいいかな?と考えてみました。
文章がかたいとか真面目すぎるよ!と正面から何度も言うのはこちらも疲れるし、言われる側も何回も続くとなんだか悲しい気持ちになっちゃいますよね。そこで私が工夫したのは「例えて言う」こと。
そのスタッフはきっと根がすごく真面目だからだと思うんですけど、頑張ってもどうしても真面目な文章になってしまうんです。だから、その子にイメージを持ってもらえるように『例えばなんやけど、ニューヨークのさ、B系でダボダボの服を着ている自分を想像しながら書いてみたらどう〜〜!?』と話ました。笑
あとは「友達に LINE するみたいに文章を書いてみたらどう?」とか、そんな感じで文章の細かな内容の指摘ではなくて、ちょっと視点を逸らしてこんな風に書いたらどう?っていうの例え話で伝えるように工夫しています。
頭がガチガチになっているときは、真正面から言うより、例えて言う。結構効果があるんですよ〜!
それは、子どもに対しても同じなんです。
息子がサッカー道具をちゃんと綺麗に扱いてなかったとします。そんな時『大事に扱わなあかんで!』と言うのは簡単なんですけど、どうしたら気持ちよく動けるかな?と考えてみる。
息子はサッカー選手の本田選手が大好きなので、『本田選手やったらそんなふうにしてるかな?きっとめちゃくちゃボール大事にしてるよ!』みたいな感じで、相手の中でイメージができるように例え話をしてあげる。それは子育ての中でもすごく意識していたことでした。
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たぶん職場だけではなくて、家庭の中でも言いづらいことを言わなきゃいけないタイミングというのはたくさんありますよね〜。
私が言いづらいことを言う時に気をつけている
❶明るく言う
❷短く言う
❸例えて言う
パッと思いついたことがこの3つだったので、また他にも見つかったらお伝えしていけたらいいなと思っています!
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。