中学生の職業体験、受け入れて良かったこと3つ!
OURHOME Emiです。
先日OURHOMEで受け入れをした、中学生の職業体験「トライやる・ウィーク」。
仕事や福祉など、地域の様々な体験活動を通じて、働くことの意義や楽しさを感じてもらい「生徒ひとりひとりが自分の生き方を見つけられるよう支援する」という国の取り組みです。
私自身、中学2年の双子がまさにその職業体験を経験して、子供たち自身の成長があったのはもちろん、 私たち親も、その地域の受け入れてくれた会社さんに、ありがたいなという感謝の気持ちがすごく芽生えて。
そこから、OURHOMEも絶対にやるべき!と思い、すぐに市役所に登録!12月に3日間受け入れることが決まりました。
そして迎えた3日間の職業体験。来てくれた2人からは
「最初はほんとに緊張していたけれど、 失敗しても優しくフォローしてくださって。 楽しくて、3日間があっという間にすぎました!」
「仕事ってカチっとかしこまったイメージがあったけど、 OURHOMEさんはみんなあたたかくって。 ごはんも一緒に食べたり、本当に楽しかったです!」
と、とっても嬉しい言葉をもらって、受け入れて本当によかったな〜と感じています。
今回のよみものでは、【会社として職業体験を受け入れて良かったこと3つ】をお届け。
ここ数年、中学生を受け入れる企業がとても少なくなっているそうなのですが、「こんないいことがあったんだったら、自分の会社でも受け入れてみようかな」「会社に掛け合ってみようかな」と思う人が少しでも増えたらいいなと思います!
1.スタッフが新鮮な気持ちで仕事に取り組めた
花束コサージュの検品項目をスタッフが伝えているひとコマ
1つ目は、スタッフ側が新鮮な気持ちで仕事に取り組めたことです。
新しい人が入ってきてくれると新鮮な気持ちを感じられると思いますが、中小企業では新しいスタッフが頻繁に入ってくるのは、なかなか難しいと思うんです。
ですがこの3日間を通して、自分の仕事をわかりやすく誰かに伝えるという経験を初めてしたスタッフもいて。みんなが新鮮な気持ちで仕事に取り組むことができるというのは、 経営者としてもすごくいい影響があるなと感じています。
今回の職場体験で面白いなと思ったのが、中学生の2人がSHOPでの接客を体験してくれた日のこと。
中学生に「お客さま」と説明しても、イメージがなかなか伝わらなかったそうなんです。
でも、「じゃあ、みんなのお母さんに接客してるつもりでやってみて!」と伝えたところ、中学生の子どもたちが「あ、ママか〜!」と一気に表情が明るくなったと。
そのやりとりを通じてスタッフは、これから新しいスタッフさんにレクチャーをする時にも、【その方にとっての身近な言葉に言い換えて伝えればいいんだ】と感じたよう。
中学生の職業体験を受け入れさせていただいたからこその発見で、なるほどなと思いました!
2.社会に貢献てきていると喜びを感じられたこと
2つ目は、社会に貢献できていると喜びを感じられたことです。
担当してくれたスタッフが残してくれたメモに
- 次の世代に引き継ぐ喜びを感じることができた
- 社会貢献ができたかなと感じて、嬉しい気持ちになった
そんなことが書かれていました。
普段の仕事ももちろん社会貢献の一部だとは思いますが、仕事が当たり前の作業になっている時もあると思うんです。
そんな時に中学生が来てくれて、スタッフが社会に貢献できているということをダイレクトに感じることができるというのは、経営者側としても嬉しい喜びでした◎
3.学校や地域と、つながりができた!
お昼ごはんも一緒に食べました◎
3つ目は、学校や地域とつながりができたことです。
私たちOURHOMEは兵庫県・西宮を拠点に仕事をしているのですが、地域のお店と少し繋がりはあったとしても、学校とのつながりというのは初めての経験で。
今回は、元々OURHOMEのファンでいてくださる先生が声をかけてくださって、そこから実際につながりができました。
もし子どもたちが働き方に迷ったり、仕事を見学したいと言う時は何か力になれたらなと思いますし、私たち自身も地域で何かがあった時に「あの学校に、あの先生がいる!」ということを知ってるだけでも、少し心強いような、そんな気持ちになっています。
いかがだったでしょうか。
ラジオVoicyでは、職業体験に来てくれた中学生2人のインタビューもお届けしています。
ぜひ、こちらも聞いていただけるとうれしいです。
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