久々の更新です。
東日本大震災から約3週間が過ぎました。
被災されたみなさまには、心よりお見舞い申し上げます。
地震後、テレビや新聞から伝わってくる被災地の状況を目の当たりにし、一方のこちらでは平常通りの暮らしが続くことに戸惑いを感じ・・・
被災していない私たちは普通の暮らしを送ることが当たり前なんだけれど、それをたくさんの人が見てくださるブログに綴るのはどうなのかと思い、自粛していました。
正直なところ、とても書く気にはなれませんでした。
ですが、あまりに更新のないブログをみて心配してくれた友人たちからの連絡、更新もないのに毎日のぞいてくださったり、応援クリックを押してくださる方もいて、やはり何も言わずにブログを放置するのはよくないかなと思い、書くことにしました。
16年前、阪神大震災を経験しました。
体育館での避難所暮らし。
薄暗い体育館の中で、赤ちゃんの泣き声や、大人のいびき、ペットの鳴き声。混沌とした何かをつづった日記を書いた記憶があります。
体育館で寝転びながら、余震で揺れる天井の電球や壁を見つめていたこと、ものすごくクリアな映像で頭の中に残っています。
でも、あのころの私はまだ12歳。
父や母に守ってもらっていて、何にも心配することはなかったんだと、今回の地震で思い知らされました。子どもを持つ身になって、改めて感じることがたくさんあります。
当時、私の住む町は、電気はすぐに復旧し、水道ガスは1ヶ月で通りました。
その当時は大変だと感じていたけれど、今回の被害とは比べ物にならないと思います。
神戸のような時間での復興は難しいかもしれないけれど、被災されたみなさんに笑顔が戻る日を祈るばかりです。
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今日は3月31日。
うちの双子たちは、明日から保育園生活が始まります。
今月は、たくさん友達に会って、保育園&仕事がんばってね会をひらいてもらいました。
時間を気にせずに、子どもとずっと一緒にいられるのは今日が最後。
午前中は友達たちと公園で遊び、午後は親子水入らずで過ごしました。
今、いちばん大好きな「いぬのおまわりさん」「かえるのうた」を何度も一緒に歌って、ままごともして、ボール投げも、ブロックも積み木も、ダンスも、今、子どもたちが大好きなものはぜーーんぶ一緒にしました。
寝る前は、「明日からふたりは楽しいところに行くんだよ~♪いいな~いいな~♪楽しみやね~~おやすみ~♪」と言ったら、あっとゆうまに寝ました。
本当は寂しい気持ち、切ない気持ちもあるけれど、親がそう思って言ってしまうと伝染するので、「楽しいところ!」のイメージを伝えて、とにかくぎゅーーっと抱きしめました。
子どもたちが寝てしまってから、真っ暗な寝室で、約2年の育児休暇を振り返り、今までなんて楽しい時間が過ごせたんやろう。と、、ちょっと涙が出ました。
ここに子どもたちがいることは、本当にしあわせなことなのだと、感じています。