家族がゴミを分別してくれない…!人を責めずに仕組みを変える【Before→After】
OURHOME Emiです。
「家族がゴミをなかなか捨ててくれない〜」
「ちゃんと分別をしてくれなくて…」
みなさんは、そんなお悩みありませんか?
今回は「暮らしのモヤモヤ相談室」として、スタッフの「家族がゴミをなかなか分別してくれない〜」というお悩み相談に乗りました!
BeforeAfter写真とともにお届けします◎
家族がゴミを分別してくれない…
今回の相談は、夫と小5・年中の兄弟の4人暮らしをしている、SHOPスタッフの友廣から。
友廣の悩みは、
「ゴミ箱を分けて置いてるけれど、家族がプラゴミなどをなかなか分けてくれない。
みんな燃えるゴミのところにぽいぽい入れちゃうんです…」と。
そしてそれを友廣が見つけるたびに、
プラゴミを燃えるゴミから救出してプラゴミ入れに移すそう。
友廣としては、
ちゃんと目に入るところに置いてるはず!
なのに、なぜか全て燃えるゴミに入れられてしまう…。
だからもうなんとかしたい〜!
というモヤモヤがあったんですね。
こちらがBefore写真。
- 白い枠のゴミ箱が「燃えるゴミ」
- 黒いゴミ箱が「プラゴミ」
- 「近所のスーパーに持っていくプラゴミ」はフックに吊り下げた布製の袋に
という風に分けています。
そして紙ゴミは、紙袋を用意してそこに入れているよう。
でも、それが他のゴミ箱の隙間に隠れている …!
そんなお悩みを聞くと
「なんとかしたい〜!!」
とアドレナリンがめちゃくちゃ湧いてくる私!笑
いろいろとヒアリングしながら、一緒にアイデアを考えていきました!
家族を責めずに仕組みを変える
家族が分別してゴミを捨ててくれないというのは
- 家族が悪いわけでもない
- みんなに伝えられていない友廣が悪いわけでもない
そう、人は誰も悪くなくて、
ゴミ箱の仕組みがうまくいっていないだけ!
友廣家のゴミ箱のBefore画像を見せてもらうと、
どこに何を捨てるか書かれておらず、フックに掛けた布製の袋は、荷物が入ってる袋にしか見えない。
つまり、
今まではママしか分からないゴミ箱だったんです!
これを、家族みんなが捨てたくなるゴミ箱にするために、3つの提案をしました◎
1.プラゴミをひとつにまとめる
まず仕組みを見直したのは、プラゴミ。
これまで友廣は
- スーパーに持っていくプラゴミ
- それ以外のプラゴミ
をそれぞれ分けていました。
その理由を聞いてみると、
「スーパーにトレイを回収しているコーナーがあるから、持っていくものだとずっと思い込んでいた」
そうなんです!
でも、プラゴミを2つに分けるというのはママにしか分かりづらいもの。
シンプルに、市の回収ゴミ1つにプラゴミをまとめることを提案しました。
2.「紙ゴミ用の引き出し」をつくる!
次に紙ゴミ。
私も昔は、紙袋に紙ゴミをまとめて捨てていました。
でも、ちょうどいいサイズの紙袋のサイズがない!時があるんですよね。
そしてちょうどいい紙袋がないから、間にそっと置く…みたいなことも。笑
そこで、最近わが家が導入したのが
「引き出しに紙を捨てる」こと。
無印良品の引き出しを玄関に置いて使っているのですが、
- ちょっとだけ引き出しを開けて
- 紙ゴミをポストインする感じ
で使っています。
それを、友廣家でもできないかな?と思って聞いてみると、まさにゴミ箱の横にあるレンジ台の引き出し1つを持て余していたと!
さっそく、そこを紙ゴミ専用の引き出しにしてもらいました◎
3.「リサイクルマーク」をゴミ箱に!
最後に、家族にゴミの分別をわかりやすくするための仕組み。
燃えるゴミ、プラゴミ、紙ゴミ、それぞれ決まった行政のマークがありますよね。
それを大きく印刷して、ゴミ箱に直接貼ってもらいました。
友廣家には年中の男の子がいるので、
「ゴミを捨てる前にマークを探してみて。見つけたら同じゴミ箱に入れてね!」と
マークを探す遊びのような感覚でゴミを集める
ことを提案してみました。
そうしたら、めちゃくちゃハマってくれたよう〜〜〜◎
プラゴミはお菓子のゴミが多く、特に子どもたちが食べるものによく付いてるんですよね。
「仕組みをつくってから次男は、マークを見つけてぽいっと捨てるのにすごくハマっています〜!」と教えてくれました^^
完成したAfter写真を見ると、とにかくゴミステーションがスッキリ〜〜!
パパも子どもたちもマークがあることで、スムーズに捨ててくれるようになったそうです◎
友廣からは
「マークをつけるだけ、ちょっとした楽しい声かけをするだけで、暮らしがうまく回り出すんだということを、身をもって実感しました!暮らしって楽しいなって、モヤモヤが変わりました!」とすごくうれしい言葉も^^
家族を責めずに仕組みを変える。
そうすれば、こんな風にモヤモヤしていたことがルンルンに変わる!
私もすごくやりがいを感じた「暮らしのモヤモヤ相談室」でした◎
ラジオVoicyでもお届けしたところ、とっても反響がありコメント返しの放送もお届けしています。