中編/NHK総合「助けて!きわめびと」@洗濯ものが片付かない!
3/19(土)NHK総合「助けて!きわめびと」に出演させていただきました。
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「助けて!きわめびと」洗濯ものが片付かない!
テレビ放送の舞台裏を、ブログで記事にしています◎
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さて、初日のロケが終わり、翌日を迎えました!
「洗濯もが片付かない!」のお悩みに、
さあ、どこから手をつけよう??
収納グッズを買う?
モノの整理をする?
いえ、その前に大切なことがあります。
●早く正解を教えて欲しい!
●どんな収納グッズが便利か教えてほしい!
そう思われる方も多いと思います。
でも、私がそこで具体的なアイデアを出して、一瞬は解決したとしても、
また同じ事を繰り返します。
洗濯ものではない他の収納のお悩みが出たとき、
またアドバイザーに頼らなくてはなりません。
それでは根本的な解決になりませんよね。
私が何より大事にしているのは、
どんな暮らしがしたいか、
何に困っているのか、
どうやったら使いやすくなるか?を、
家族で話しあっていただく、ということ。
まずは、間取り図を用意して、
それぞれの洋服が家のどこにあるか?をシールで貼ってもらいました。
家族みんなで時間をとって、
自分でシールを貼ることで、問題を認識できる。これが大切!
次は、家族それぞれの色紙を用意して、
「洗濯ものの片付けをどうしたらいいとおもうか?何に困っている?」
を書いてもらい、それぞれ発表。
この写真は、お兄ちゃんが、
「靴下が片方なくなりいつも困る」と発表したら、みんなが
「あるある!あるある〜!」と!笑。
事前に、別室で私からご両親に伝えたのは、
「子どもの意見を否定せず、まず受け止めてくださいね。」
ということです。
お金のかかるアイデア、
到底無理なアイデア、
どんなアイデアがでてきても!^^
思春期のお子さんたち3人。
前夜のカウンセリングで、素直なことがとってもよく伝わってきたけれど、
どこまでお話してくれるかは未知数。
どんなアイデアをだしてくれるのか…これもまた未知数。
ディレクターさんと、
ひとりだいたい、3つくらいアイデアが出ればよいほうかな・・・と、
ボードを小さなものしか用意していなかったのです。
でも、やってみたら、なんと、こんなにたくさんのアイデアが!!
みんな良い意見をもってる^^
しかも、とびきり良いアイデア!
●洗濯ものをたたまない収納にする(たたむのが面倒なら、たたまない収納にすればいい!)
●服を厳選する(たくさんあるから、しまいにくかったのかも!)
●保育所みたいに扉がない棚とかにしたら戻しやすい
などなど、
もしどうしてもアイデアがでてこなかったら、私が伝えようと思ってたものやん!
と、あまりにうまくアイデアがでてきたので、
スタッフさんと、うまくいきすぎてどうしよう…と悩んだくらいです^^;
何より嬉しかったのは、
この家族アイデア会議を、
子どもたちが、
「わくわくする!」と言って取り組んでくれたのです。
思春期のお子さんも、小さな子どもも、大人も、
みんな一緒。
楽しいことはやりたくなるし、
雰囲気って大切!
ディレクターさんからご依頼いただいた昨年末、
思春期のお子様は、素直にきいてくれないのではないか、
私は小さなお子様をお持ちのママや、そのお子さまへのアプローチしか経験がない、
と勝手に、決めつけていたのは私のほうでした。
「答えは、相手の中にある。」
カウンセリングする際にいつも私が思うことです。
それを引き出すのが、私の仕事であって、
アイデアを押し付けることでは決してないのです。
そう思っていたはずなのに、
思春期だから難しいのでは?などと思い込んでいた私が恥ずかしくなりました。
この日は、大田家のみなさんから私が勉強させていただいた1日となりました。
そして、出てきた具体的なアイデアを元に、
またその翌日からとりかかることになった1月の3連休でした。
後編につづきます^^!