使いはじめとはまた違う、いい風合いに。 レザーのお手入れをしてみました。
スタッフ山崎です。
オリジナルのレザーアイテムを永く愛用しているスタッフも多いOURHOME。
・3年使っているお気に入りのバケツバッグ
・2年以上、ほぼ毎日ひらいている手帳カバー
・1年半前から、お出かけの相棒になっているショルダーバッグ
永く使うためにお手入れをしたほうがいいのはわかっているけれど
「どんな道具がいる?」
「なんとなくお手入れしているけど、これであってるのかな…?」
わかっているようでなかなかわかっていない革のお手入れ。
今回はバッグのものづくりを一緒にしている深津さんに教えていただいた方法をもとに、スタッフ4人でお手入れをしてみました。
*Emiが深津さんに聞いてみた「OURHOMEの印象ってどうですか…?」記事はこちらから
この4人でお手入れしました
用意するものは2つ
基本的なお手入れはこの2つがあればOKです!
【やわらかい布】
布はガーゼなどの柔らかなものがおすすめ。
パイル素材(タオルのような糸がループ状になっているもの)は引っかかる可能性があるので、なるべく避けた方がよさそうです。
使い古しのガーゼや、サイズアウトした子どものTシャツでも◎
【革用のクリーム】
革を保護するための、無色で革専用のもの。
スタッフはこんなクリームを使っています
1. まずは中身を出して、金具を乾拭き
まずは中身を全部だして、細かなゴミなどをとりのぞきます。
全部中身を出すことがあまりない、手帳カバーのポケットや隙間もきれいに。
これだけでもだいぶスッキリします。
入れた記憶のないヘアゴムが3本でてきたのはスタッフ丸中。
「こんなところからヘアゴムが〜!細かいゴミも意外と入ってる…」
たしかに、バッグからは子どものおやつの袋、記憶にないヘアゴムなどがよくでてきます笑!
あるある〜!
金具には知らず知らずのうちに、油分がついているので布で乾拭き。
こまめに乾拭きすると、黒っぽく変色するのが防げます。
2. 革についた汚れをおとす
次に、濡らしてかたくしぼった布で全体を拭いていきます。
汚れがたまりやすい、縫い目は特にていねいに〜◎
集中してお手入れする丸中と友廣
「濡れした布で拭いたらダメだとおもっていました!マスタードで汚れが見えやすいから、どんどんきれいになっていくのがわかる◎」
手帳カバーを磨きながら、うれしそうに話すのはスタッフ友廣。
硬く絞った布でさっと拭く程度であれば、すぐに乾くので汚れを取り除くのに使っても大丈夫です。
(布に多少色移りする場合もあります)
*汚れが特に気になるときは、皮革用のクリーナーをお使いいただくとより汚れをきれいに落とすことができます
3. 革にクリームを塗りこむ
乾いたあとは、無色の革用のクリーム(ラナパーなど)を塗り込みます。
クリームの量は、スクエアショルダーやバケツバッグくらいの大きさのバッグであれば、親指の爪くらいで十分です。
「えー!そんな少しでよかったんだ!」とみんな驚き!
多く塗りすぎるとベタベタしたり、シミの原因になることがあるので要注意です。
日頃から革のお手入れをこまめにしている上村。
磨く姿がサマになっています〜
「人差し指1本で塗っていくと、細かなところまで塗りやすいですよ!」と教えてくれました。
「気持ちいい〜ツヤがいい感じにでてきた!」
「この機会に手帳カバーも磨きたいな」と4人ともお手入れするものを追加。笑
お手入れするときには2〜3アイテムまとめてすると、手間もかからずにいいかもしれません。
クリームを塗ったあとは、1時間ほど日の当たらない場所で放置。
その後、布で全体をさっと乾拭きしたら完成です!
*
「新品とはまた違う、いい風合いになってきましたね」
お手入れが終わったあとに、上村が言っていた言葉にみんな納得。
永く使ううちに、柔らかくいいツヤがでてくるのは本革ならではですね。
「革が少しカサカサしてきた」
「ちょっと白っぽくなってきたかな?」
気になったときがお手入れどきなのですが、私、スタッフ山崎はついつい忘れて1年以上たってしまうタイプ…半年に1回くらいお手入れしたいな、と思ったので、スマホのカレンダーの12月に「そろそろ革のお手入れ」と入力しました。
お気に入りの革アイテムを永く使うための「お手入れ」
革も気持ちもすっきり!するので、参考にしていただけるとうれしいです◎
(スタッフ山崎)