「それが1番の親孝行。」東京で出会ったタクシー運転手さんとの話。
OURHOME Emiです。昔からタクシーに乗ると、運転手さんとつい話が盛り上がる。本当はゆっくりしたいなぁと思う時もあるのだけれど。
先日の東京で出会った運転手さんは、鹿児島から上京して50年だと言う。
なぜか免許証まで見せてくれて、今年ぼくは71歳になると説明してくれた。
どこから来たのかと聞かれ、
「大阪と神戸の間の西宮というところなんです。甲子園球場がある街です。でも一回しか行ったことないんですけどね〜」
と答えたら、
「僕も50年東京にいるけど、東京タワーには、一回ものぼったことないよ。パリに旅行に行ったときはエッフェル塔登ったのにおかしなもんやねぇ。」
そこから、わたしと同い年の娘さんの話を聞いたり、関西のお客さんの特徴の話になったり、わたしの子どものこと、うちの実家の話をしたり、運転手さんのすこし変わった苗字の読み方の話になったり、金額にして1,620円の距離なのに、いろんな話をした。
最後に、
「実家のお父さんとお母さんには、顔見せなさいよ。それが1番の親孝行。」と。
短い時間だったけど、おじさんありがとう〜。
忘れたくなくてここに残しておこう。